これから運転免許を取得する人は、教習の過程や条件について不安に思うことが多くあるだろう。
特に、免許を取得するための必要条件については知っておくと安心だ。
普通自動車免許取得の条件は5つある。
基本的には、交通事故に合わないための身体的条件だ。
1つ目は、年齢が満18歳以上であることだ。
普通二輪車のみ、16歳以上であれば免許を取得できるので早く運転したい人にはおすすめである。
2つ目は、視力である。
片眼で0.3、両目で0.7以上の視力が必要となる。
視力が満たない場合は、視野が左右で150度以上であれば問題ない。
また、眼鏡やコンタクトレンズを使用して視力の基準をクリアしていればよい。
3つ目は、色彩識別だ。
車の運転では信号機を判断して車を停止・進行していくので、赤、青、黄色の識別ができることが条件となる。
4つ目は、聴力だ。
クラクションの音が聞こえない、救急車・パトカーなどの音が聞こえないといったことで事故を起こしてしまう可能性もある。
そのため、日常会話や日常生活が送れることが条件となる。
また、音が聞こえない場合は補聴器を使用していれば問題ない。
5つ目は、運動能力だ。
車を運転する際には、アクセルやハンドルを使用する際に全身を使用する。
そのため、運転時に支障をきたさない身体であることが条件だ。
障害がある人は、補助手段を使用して生活に支障が出ていないのであれば問題ない。
この5つの条件を満たしていれば、普通自動車免許を取得することができる。
しかし、他にも持病を持っている方や心配のある方は、一度住んでいる都道府県の運転免許試験場に相談することといいだろう。